H20.3.16更新

大会初日3月2日(日) 開会式=県立鴨池陸上競技場

 3月初旬の陽気な天気に恵まれ、第34回を重ねた県ちびが開幕いたしました。
 初日は開会式と1・2回戦が行われ、男子230チームが戦い抜き64チームへとなっていきます。
 喜び、感動そして涙・・・。6年生にとっては最後の思い出の大会!最後まであきらめずに頑張れ!


【開会式後に電光掲示板をバックに記念撮影!】

 
【スタンドには応援の方々もいっぱい】                【スポ少団員綱領唱和及び選手宣誓に団旗を持って集合です】
 
【堂々の入場行進! 先頭は前年度優勝 田上ソフト と 女子の部優勝 曽於女子】

曽於地区内のチームも堂々の入場行進です。

【左から 通山・野神・伊崎田・原田・松山です】

【左から 財部南・財部北・岩崎・岩川・安楽・志布志です】

【左から 大崎・大丸・中沖・持留MS・香月・潤ケ野です】

頑張れ!大崎ソフト

 頑張れ!大崎ソフトの6年生!!大会初日の1・2回戦での活躍の様子です。

Iエースでキャプテン!坂元佑誠くん
  

A小さいけれど、キャッチャーで4番!小能侑也くん
  

D俊足・攻守!セカンドの坂本大輝くん
  

E頼りのトップバッター!ショートの今村和希くん
  

大会2日目3月9日(日) 試合会場=東市来総合運動公園
 大会2日目は前日まで晴天続きでしたが朝からどんより、第2試合目が始まる午前10時かた雨が強まりました。午後からは降ったりやんだりをくり返したようです。大崎は第1試合でまだ雨の影響はなかったものの田崎に7−0で負けてしまいました。
 6年生が4人のうえ、5年生も少なく4年生の力も必要だった今年1年でしたが、最後まで良く頑張りました。6年生ありがとう!
 2日目は注目の一戦、下名−加世田戦にギャラリーは釘つけ。接戦の末、下名が3−1で勝利でした。その他ベスト8進出のチームおめでとうございます。

大会3日目3月16日(日) 試合会場=郡山総合運動場
 大会最終日は春の陽気が漂う好天気で最高気温20℃近い暖かい一日となりました。男子は準々決勝から、女子は準決勝から熱戦が繰り広げられました。
 優勝は結果的には誰もが予想したとおり大丸(曽於地区、大崎町)の優勝となりましたが、準々決勝・準決勝と窮地から追いつきそして勝ち残るというまさに勝利の女神が味方したとしか思えない接戦・熱戦でした。
 準々決勝の大丸−武岡戦。初回武岡の攻撃は二死から内野のミスで出塁し続く4番がレフト前へはじき返し1・2塁。ここで目を疑うような光景。なんと投手へ返したボールが悪送球となりそのままファールグランドへ。まさかの1点。続く打者は追いこまれるが捕手が投手へ投げ返す間に本盗を試み捕手を巧みにかわした走塁が成功。なんと初回に武岡が2点先制となりました。その裏二死から3番下井倉君が出塁すると4番鷲東さんのタイムリースリーベースで1点を返すも調子の上がらない福永投手は珍しく四球を出し、そこからピンチを招き更に1点を追加される。しかし武岡にもミスが出て大丸が1点返し、5回を終え3−2で武岡リード。残り時間も少なくなり最後のチャンスと思われた6回裏大丸の攻撃、ここを抑えれば勝利が近づく武岡でしたが、やはり勝利の女神は・・・。一死から粘り強くチャンスを作り2・3塁。1点も与えたくない武岡は満塁策を。続く内野ゴロを焦ったのか送球できず同点。続く打者も内野ゴロ、これも焦ったのか送球できずなんと大丸が逆転。この時点で時間切れとなり、大丸の6回サヨナラ勝利となりました。その他の準々決勝では下名が田上の投手に上手くかわされ得点できず0−1で敗戦。星峯西は鶴丸に打ち勝ち7−3。西紫原は桜丘東からスタンドインのホームランを放つなど接戦の3−2で勝利でした。

【準々決勝、大丸−武岡戦。コツコトと大丸福永投手を苦しめた武岡は前日速球対策をしたとか・・・】
 準決勝の大丸−星峯西戦。前半好走塁などでチャンスを生かし星峯西が1点先制。星峯西の投手が大丸打線を上手くかわし、福永投手も泳がされた打撃が野手の正面をつき凡打を重ねるなど無得点のまま6回に。これも最後のチャンスと思われた6回裏大丸の攻撃はまず2番福永弟がセーフティバンドで出塁。3番下井倉は粘り四球。続く鷲東さんの内野ゴロの間に2・3塁。二死となり万事休すか思われましたが、ここで6番坂元君が三遊間を破り同点。7回は両チーム無得点でタイブレーカーへ。先攻の星峯西は福永君の速球に喰らいつきセカンドゴロ。これを上手く裁きホームへ送球しましたがまさかの大暴投!2点奪い更に2・3塁。しかしここはこのようなピンチを幾度と潜り抜けてきた大丸、そして福永投手。次打者を三振。続く打者の時捕手下井倉君の絶妙な送球で三塁走者を刺すなど後続を断ち、星峯西の攻撃は2点どまり。裏の大丸は2番福永弟から、汚名挽回の打球は鋭いピッチャー返し、グラブをはじきその間1点を返します。更に1点を加え同点。一死満塁となり6番坂元君がまたもやセンターへはじき返し4−3のサヨナラ勝ち。ここにきても勝利の女神は大丸に・・・西紫原−田上戦は打ち勝った西紫原が5−1で勝利だったようです。
 
【準決勝、大丸−星峯西戦。7回まで1−1と接戦を演じましたが・・・。準決勝にむけいざ出陣!】

 そして決勝の大丸−西紫原。ここまで先制されていた大丸はようやく先制点。勢いづいたのか3回1番の福永君は腰の入ったすばらしい打撃でスタンドインのソロホームラン。5回も福永君が逆らわず左中間方向へ打球がセンターを越えツーベース。送ったあと下井倉君のタイムリーで3点目。続く6回は6番坂元君のレフト前を後逸しスリーベース。続く福永彬君がレフト線へツーベースで1点。二死3塁となり先頭の福永君がセンター前へはじき返し2点目。二盗後続く福永弟が右中間へはじき返し3点。その裏3人でピシャリと抑え時間切れのため6回6−0で大丸が優勝を飾りました。最後の最後は大丸らしい試合展開で1年間の最後を締めくくったといった感じでした。
 
【決勝、大丸−西紫原戦。大勢のギャラリーの中、3安打を放ち勝利を手にした大丸福永投手の打撃。そして喜びの瞬間。】
 女子の部は、曽於女子のエース潤ケ野の上川投手が日置女子打線をよく抑え、打撃では大崎の豊住さんがなんと左中間へのスタンドインとなる2ランホームランで2点を先制しましたが、日置女子がよく粘りで2−3の逆転サヨナラで曽於女子は敗れてしまいました。揖宿女子に接戦の1−0で勝利した肝属東部女子は決勝では打線が爆発し、日置女子に6−2で快勝し初出場初優勝となりました。

【女子ながらスタンドインした豊住真佑子さん(中央)と曽於女子チーム】
閉会式
 閉会式の講評では全校児童数71名の大丸小、同じく71名の下名小という小規模校がこのようにすばらしい成績を収めたこと、頑張ればできるということを証明してくれたことを述べられていました。また、夏に行われた全国大会予選で優勝したチームが必ずしも3日目まで進出できるとは限らないこの大会で、優勝を納めた大丸をはじめ、ベスト8へ残ったチームへの栄誉の言葉を発せられていました。
 大丸小学校は71名しかいない児童数にも関らず水泳少年団とソフトボール少年団があり、分散している為、たった11人(6年生6人、5年生1人、4年生1人、3年生2人、1年生1人)しかいなかったこの1年間をよく頑張ってきたと思います。この今回の成績を胸にこれからの人生の糧として頑張っていってほしいと思います。

【優勝した大丸イレブンと福永監督】
 
【準優勝の西紫原。3位の田上と星峯西。鹿児島市勢が頑張りました。】
  
【女子の部。優勝の肝属東部女子と日置女子。】

【3位となった曽於女子。左は主将でエースの上川さん。】

【ベスト8に残った各チーム。みんなよく頑張りました。】

 ※南日本新聞掲載の結果を元に作成しています。
 ※大会2日目、ベスト64からの組合せです。全230チームの組合せはこちら